こんにちは、学塾MiRAiの山下です。
今日は今週遭った小学生とのお話を…。
やらなければならないとわかっていてもやるのをついつい後まわしにしてしまうこと、よくありますよね。
私も子供のころからそうでした。(そしていまだにその節があります…)
それどころか恥ずかしながら塾の宿題をやらない子どもでした。(当時の先生方すみません…)
宿題のチェックをしている中で、真っ白なところがありました。
その子は以前、「宿題のテキストを持ってくるのを忘れた」「考えたけどわからなかった」を押し通して何度か宿題をしなかったことを認められなかった生徒です。
「考えたけどわからない」は塾の宿題ができていないときによく耳にする残念な言い訳の常套句です。
グレーな状況を叱ることはなかなか難しいものです。
(今回も「わからなかった」で逃げてしまうのかな…)
そう内心思いながら真っ白であることをその子に確認をすると…
「考えたけど… やってません」
宿題をしていないことを褒めるわけにはいかないので、褒めるのはおかしいかもしれませんが「よく我慢できたね」と声をかけてその話を終えました。
宿題をやれなかったことはダメなことです。
「考えたけどわからなかった」と誤魔化してしまうことも、もちろんダメなことです。
でも勇気をもって「考えたけど… やってません」と言い直せたその子の勇気はとても価値のあるものだと思います。
その一歩が将来の可能性を広げる一歩であることを楽しみにしています。
塾で子どもたちの指導をしていると点数や偏差値だけでは計れない成長を目にすることがよくあります。
塾のHPの更新を後回しにしがちな私も日々の指導で感じたことを書き留めていこうと思います。