こんにちは、学塾MiRAiの山下です。
本年度の公立中期選抜も終わり、時間にも少しゆとりができたのでいろいろ雑多に書いてみようと思い更新しています。
例年2月・3月のこの時期は6年生には正負の計算を、7年生には式の計算を、8年生には式の展開と因数分解を、それぞれ計算単元の演習を徹底的に反復してもらいます。
「わかった」を「できる」にすることの重要性、「できる」ことを「より速く正確にできるようにすること」の重要性が実感しやすいため、計算単元の学習は学ぶ力の根幹を鍛え直すことができます。
学習において自塾が重要視しているのはセルフチェックです。
自塾では演習をする際の答えの確認のタイミングを習慣化できるまで口うるさいくらいに言い続けます。
学習し始めた新しい内容は3問ごと(1問ごとでもいいくらい…)、学習し理解できた単元は大問ごとに。
解答は横に開いて準備をし、積極的に解答・解説を確認することを奨励します。
間違った流れで演習を繰り返してしまうことは間違った癖を身につけてしまうことにつながるため、過程でチェックをすることの重要性をこれまた口うるさく言い続けます。
演習をしてセルフチェックを正しく機能する生徒は言うまでもなく基礎的な力を自分自身で鍛えることができます。
もちろん応用・発展となるとサポートが必要になりますが、解答解説とうまく付き合えるようになると質問の質そのものが変化していきます。
ただの計算単元と侮るなかれ…。
ここでしっかりと学びの根幹を鍛え直していくからこそ新学年での飛躍に期待をすることができると私は思います。
「できる」と楽しくなりますからね。
数学が苦手なみなさんも、「できる」を実感しやすい単元です。
数学に対する自己肯定感を高めるにもこの時期はチャンスです。
0学期の数学、本当に大事ですよ。
夜の授業準備をするので今日はここまで…。